塗装のこと、自分でできるメンテナンスなどなど

メンテナンスの基礎知識

「家」は大切な財産です。実は皆さんのお手入れ一つで、寿命を長くすることができます。

例えば屋根です。屋根には塗装・防水が施されています。一般には10年程度といわれていますが、それは環境により差があります。普段は目にすることがないので、気にしないのですが、「雨漏り」などの事象がおきて初めて気付くのです。ですが雨漏りがおきるということは、室内まで既に影響がでてしまっています。

毎月とは言いません。年に数度ご確認いただくだけで、大切な家を長持ちさせることになり、ムダな出費を避けられます。

◆自分でできるメンテナンス

一戸建てリフォーム
塗装膜は雨や風、紫外線や様々な外的要因から住宅を保護してくれるいわば家の保護膜のようなものです。劣化してくると雨や湿気が浸り込み、外装の表面だけでなく基盤の劣化・腐食がはじまります。特に屋根の色が変色していたり、極端に外壁が汚い(カビなど)場合などは早急な対応が必要となる場合があります。

◆まずはご自身でお確かめください!

住宅リフォーム
塗装簡易セルフチェック
  □外壁・屋根を7年以上メンテナンスしていない
  □ベランダや家の内部に雨漏り(雨染み)が発生している
  □色あせ・汚れが目立つ
  □カビ・藻・サビが発生している
  □壁を触ると、手が白くなる
  □外壁、目地に細かなひび、そりがある
  □住宅の資産価値を維持したい
  □家の外観に飽きてきた
上記に1つでもあてはまる点があれば、まずはご相談ください。

素材のマメ知識(Q&A)

塗装のペンキは技術が向上され、いろいろな性能のものが開発されています。

環境に優しいもの、油性・水性系や原材料の違いなどさまざまです。でもそれを少しでも知っておくと、大切な我が家を末永く良い状態に保つことができると考えています。

◆まずはご自身でお確かめください!

防水・塗装工事
高価な順ですと、フッ素系、シリコン系、ウレタン系、アクリル等があります。見栄えも価格に比例し、値段と塗料の持ちも変わります。寿命の目安はアクリルが6~8年、ウレタンが8~12年、シリコン系は10~14年、フッ素系が14年~18年です。

◆水性塗料と油性塗料ってどう違いますか?

外壁塗装
水性塗料は水でうすめ、油性塗料は専用シンナーでうすめます。家庭用塗料では最近はほとんど水性を使うようになっています。
水性塗料は匂いがなく、塗料の品質も良くなっていますので、最近の外壁塗装には、水性塗料を使うのが主流になっています。

◆何年目で、塗り替えればいい?

環境によって大きく変わります。海風に当たったり、日の当たり方(紫外線)によって同じ住宅でも劣化のスピードは違います。上記のマメ知識にもあるように、まずはご自身で確認してください。
一般的に新築時の塗装は、安価に済まされていることが多く、最初の塗り替えの場合、理想としては5~7年、遅くとも10年程度での塗り替えが望ましいです。最初の塗り替えを早めにしておくと後々の持ちがよくなります。

◆塗装をしたら何年くらいもつの?

一般的に鉄部→木部→屋根→外壁といった順で耐久年数が高くなります。同じ外壁、屋根でも下地の種類(モルタル、サイディング、トタン、コロニアルなど)や、塗料の種類によっても耐久年数が異なります。また、お住まいの環境や気候によっても違います。
例えば、海の近くだと潮や風の影響で傷みが早いなど・・・自然環境に大きく左右されるため、塗替え寿命は一概にはいえません。マルケイの実績では、だいたい外壁塗装は約10年ほどはハガレもない状況です。他店で塗装されたご近所よりも長くもつから・・・と一度だけでなく、次の塗替えもご依頼頂いています。