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2018年06月05日スタッフブログ

耐火被覆の重要性

今回は、鉄骨の耐火被覆工事について紹介します!

耐火被覆とは?
鉄骨は火災の際など約300℃~500℃以上になると軟化し、
倒壊する恐れがあります。
その為、主要な構造部である柱や梁を耐火・断熱性の高い材料で
鉄骨を被覆することです!

被覆にはロックウールという物を使用しました。
別名「岩綿」と呼ばれ、人造の鉱物繊維が原料になっており、
人体に悪影響を及ぼす有害物質を含むアスベストとは
繊維の大きさが違います。
ちなみにロックウールはIARC(国際がん研究機関)では
グループ3の発がん性に分類できないと認定されています!

ロックウールとセメントを機械で混ぜます。

鉄骨の梁や柱に吹付ていきます。
多量吸入しなければ無害とされていますが、
マスクでの吸入防止や外部に飛散しないよう養生をしっかり行っています!

建築基準法により、耐火時間が定められています。
この建物は1時間耐火と定められているので、
厚みを25㎜以上確保しなければいけません!
その為、厚さ確認に25㎜のピンを刺して確認していきます。

耐火被覆の施工完了です!
改めて言いますが、耐火被覆は火災時における、
人命の保護や建物の安全確保等極めて重要な役割を持っているんです!

立体駐車場などよく見るといろいろな場所で
施工されていますよ!

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