Staff Blog

今日もあの街で。マルケイスタッフが
日々の様子をBlogでお伝えいたします。

2016年09月21日スタッフブログ

N小学校大規模改造工事 9/21

今回は室内改装の天井下地について紹介します。

鉄筋コンクリート造の建物で、天井の多くはコンクリート躯体から吊ボルトで吊るされています。

吊ボルトはコンクリート躯体に埋め込まれたインサートという金物に差し込むのですが

この工事では、もともとあったインサートを利用することになっています。

↑天井の中の様子(断面図)

もとのインサートは何十年も天井を支えてきたものですから、

「そんな古いものを使っても大丈夫?」と思われるかもしれません。

でもご安心ください。

もとのインサートを使用する場合は、「耐荷重引き抜き試験」を行い

もとのインサートに新しい天井を支持する能力があるかを確かめます。

この能力は国交省の標準仕様書にて400N(ニュートン)程度の荷重に

耐えられることを基準としています。

そこで、この現場で25kgのセメント袋2袋(490N)を実際に吊って

インサートやその周囲のコンクリートに異常が現れないことを確認しました。

建物は仕上がってしまうと隠れてしまう部分がたくさんあります。

しかし、隠れてしまう部分や目に見えない事こそが重要なのです!

スタッフ通信TOPへ

採用情報へ

未経験者も活躍! 新卒も中途も募集!!