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2018年04月17日スタッフブログ

受け入れ検査

いよいよ基礎コンクリート打設です!

おっと!その前に!

ただ生コンクリートを流し込んでいけばいいというものじゃないんです!
コンクリート打設前には「受け入れ検査」という試験をするんです。

今回は、その受け入れ検査の様子をご紹介したいと思います!

まず、ミキサー車が運んできた生コンを採取します。
採取した生コンを使用し、規定通りのコンクリートか検査していきます!
検査で規定値が出ないものは使用できません!!
検査にも項目がたくさんありますので、紹介していきます。

これは、スランプ試験といって、
コンクリートの流動性、簡単に言うと固さを測る試験です。

上の図のスランプコーンと呼ばれる筒にコンクリートを詰め、
抜き取った時の、下がり幅で測定します。

この幅が大きいほど柔らかいコンクリートという事になりますが・・・
もちろん、合格値が決まっています。

次は、空気量試験です。
普通コンクリートでは空気量が4.5±1.5%と規定があります。
今回は、4.5%だったので合格でした!

塩化物含有試験です。
なぜ生コンクリートの塩化物量を計測するかというと、
鉄筋が入っているからです。
塩化物を多く含んだコンクリートだと錆が発生しやすくなってしまうんです!

最後に、テストピースと言って採取したコンクリートを
4週間後に破壊して強度を測ります。
なぜ、4週間後かというと、材齢28日においての強度が
調合管理強度以上となっている事が決められているからです。

また、4週間後に所定の試験機関に持って行く必要があります。

受け入れ検査を終えて、やっとコンクリートが打設できるのです!

次回その様子をご紹介します!

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