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今日もあの街で。マルケイスタッフが
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2018年04月09日健康経営

2018年 社員研修旅行 2日目

社員研修旅行2日目。
旅館を出発し、長崎鼻へ向かいました。

「長崎鼻」に到着!
鼻と名の付く岬は全国の至る地方でありますが(特に九州で多い)、その中で最も有名な岬がこの長崎鼻です。「開聞岳」と東シナ海を眼前に見渡せる大パノラマで、天気のいい日には展望台から南の洋上に屋久島・竹島・硫黄島を望むことができます。

何のガッツポーズでしょうね(・・?
ちなみにこの人がYOUNG MAN!の人です。(笑)

また、この長崎鼻一帯にも浦島太郎伝説が伝わっており、竜宮神社が鎮座されていて、乙姫様(豊玉姫)をお祀りしているそうです。縁結びの神でもあるそうで、白い貝殻に願い事を書く、貝殻祈願ができました。

次は、鹿児島市に向かい「天文館」を散策しました。鹿児島最大の繁華街・天文館通りの名は、ヨーロッパ文明を進んで取り入れた「島津重豪公」が1779年に天文観測や暦の作成などを行う施設「明時館(別名天文館)」を建てた場所にちなんでいます。この暦はさつま暦と呼ばれ、適時適作により農産物の増産をはかろうとしたものでした。

天文館では、アーケードがアーチ型、片屋根型を合わせて約2kmにも及び、
これは、桜島の降灰対策や、夏の強い日差しを避けるためのものでもあるそうです。

そしてお待ちかねの昼食!!鹿児島といえば黒豚は有名ですよね。天文館アーケード付近にある「黒福多」さんでとんかつを頂きました(^-^)食物油を使っているそうで、衣はかなりサックサクに揚がっていました!!女性の方でも余裕で一人前をぺロりと平らげていましたよ~☆

中でも黒とんかつというものには、興味を惹かれました! その名の通り衣が真っ黒。何も知らずに出されたら揚げるのに失敗したかと思うほどです。(笑)しかし、いざ食べてみると、焦げた味はせず黒豚の旨味が口の中に広がって噛むほど甘くて美味しい☆とんかつは揚げる前からすでに黒い姿をしていて、竹炭など黒い食材を衣に使用しているそうです。

そして、最後の観光地 「名勝 仙巌園」桜島を築山に、錦江湾を池に見立てた雄大な景色が、仙巌園の最大の魅力です。広大な庭園も特徴で、1958年には国の名勝に指定されました。幕末の名君、28代島津斉彬がこよなく愛し、徳川将軍家に嫁いだ篤姫も足を運ぶなど、現在まで国内外からの来園者を魅了し続けてきた歴史ある観光地です。

みやげ処ではサツマイモを使った和菓子・洋菓子やさつま揚げ、そして昔ながらの素朴な風味が人気の仙巌園名物「ぢゃんぼ餅」!!とにかく薩摩にゆかりのあるお土産がたくさんありました。


御殿裏山の山腹には巨大な岩があり、そこに「千尋巌(せんじんがん)」という白い3文字がきざまれています。
3文字の大きさは、上下で11メートル。文化11(1814)年に、27代斉興がのべ3,900人の人夫をつかい、3カ月かけて作らせました。白い色は胡粉(ごふん)という、貝がらをこまかく砕いた粉をぬりかためたものです。このように岩に文字をきざんでそれに着色するのは、中国ではよく見られるものですが、日本の庭園ではほかに例を見ません。薩摩が中国文化の影響をつよく受けていたのがよく分かりますね。

以上で今回の研修旅行は終了です。あっという間でとても充実した2日間になりました!天候にも恵まれ、無事予定通り進める事ができました。

改めて、今回のテーマは「覚悟」でした。映画で見た、知覧特攻兵の方たちと鳥濱トメさんの史実を実際に「知覧特攻平和会館」と「富屋食堂」で目で見て、耳で聞いてと貴重な体験をさせていただくことができました。

そして最後に今回の研修旅行を通して、自らの覚悟がどうであったのか、振り返ってもらい自分の覚悟は正しいのか、まだまだ甘いと感じた人は新たに覚悟を決め直すため一人ひとり発表をしていただきました。

<社員の感想>

◆ご飯もおいしく、部屋も風呂もすごく、自分には勿体ないほどです。毎年連れてっていただけるので次回も必ず連れてっていただけるように日々努力を惜しまず精いっぱいやっていきます。

◆今回、知覧平和会館に行くことが出来て本当に良かったです。特攻隊員となり国のため家族のために、出撃することを決めた人の最後の手紙(言葉)を知ることができました。中でも弟妹にあてた手紙では、兄という優しい言葉使いで分かり易く書かれていて覚悟を決めた人は、人への気遣いも忘れないんだと思いました。

◆特攻隊員さんたちの、別れの手紙を拝見して心打たれるものを感じ、我々が如何に平和に暮らさせていただいている事を有りがたいと感じました。自分の覚悟が達成出来なくとも、命を落とす事はありませんが、改めてそのぐらいの意気込みで、強烈に意識して行動する事と挫折しても諦めない事を自分に言い聞かせました。

◆トメさんのお孫さんから聞いた、実際のお言葉や当時の状況はとても重く、感慨深いものでした。自分の覚悟は達成できなければ死ぬわけではありませんし、全く同じ状況にはなれませんが、当時の若者のように必ずやってやるという強い気持ちを持ち続け一日一日を大切にしたいと思います。

◆マルケイの旅行はただの旅行ではなく、色々と学ぶことのできる旅行だと思います。楽しむことはもちろんですが、今回もその土地・建物・文化・食べ物に触れ、たくさん学ぶ事が出来ました。また、次も旅行へ行けるようにそして学ぶ事ができるように、日々精進して行きます。

今回の研修旅行は自分の決めた覚悟と向き合い、それが正しいかどうか見定めることが目的でした。実際に知覧へいったことで、自分の甘さや、弱さ、毎日普通に生きていられることにどれだけ感謝しなければいけないのか、改めて考え直すきっかけにもなりました。

弊社では年二回、研修旅行へ行かさせていただきます。決められた社員でプロジェクトチームとして、テーマからスケジュール作成まで全て計画することで我々にとっては貴重な経験をさせていただけています。
またそれに対して社員も楽しく、一生懸命取り組む姿が弊社の魅力です。今後も懇親会、研修旅行で同じようにテーマをもち、常に会社・個人の成長を目指すことに努力していきます。

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