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2016年08月29日健康経営

2016年秋 株式会社マルケイ 社員研修旅行 長野県 松本・小布施めぐり (後半)

2日目の朝、ホテルを出発し、野生のニホンザルを間近で見ることのできる「地獄谷野猿公苑」へ向かいました。

猿たちは、人里離れた山奥に生息しているので、駐車場から歩きました。
普段の生活とはかけ離れた山々の空気を吸いながら、徒歩40分ほどかかりました。

目を惹く、地獄谷噴泉のある公苑に到着すると、さっそく、たくさんのお猿さんに会うことができました!

手を伸ばせば届きそうな距離までお猿さんに近づくことができて、毛づくろいをしている様子など、生態系を観察する事ができました。
赤ちゃん猿がお母さんに必死にしがみついている様子はとてもかわいらしかったです。

夏の暑さから、お猿さんが入浴している姿を見ることはできませんでしたが、かわいい子ザルや親子の様子を写真に収めることができました。

来た道を戻り、次は、小布施に向かいました。

ランチタイムです!竈で炊いたご飯のおいしい「蔵部」で食事しました。
酒蔵の一部を改装したこちらのレストラン、天井が高く、重厚感があり、おしゃれな雰囲気でした。

食後は、小布施の街並みを散策し、栗を使ったお菓子をお土産として購入しました!

昔使っていた蔵の大きな樽があり、その胴径は大人3人が手を伸ばしてやっと届くかどうかの大きさでした。
昔の人はこの大きな樽をどうやって作ったのだろうかと、とても不思議に思いました。

そして旅の最後に、北斎の天井絵、福島正則公の菩提寺で知られる「岩松院」を訪れました。

葛飾北斎が晩年に残したとされる本堂の天井画「岩松寺 八方睨みの鳳凰図」を拝観し、関ケ原の合戦で勇名をはせ、広島城の大大名になった「福島正則公の霊廟(れいびょう)」をお参りしました。

・福島正則(ふくしままさのり)とは・・・、
安土桃山~江戸時代初期に活躍した武将・大名です。
豊臣秀吉のもとで数々の合戦で活躍し、「賤ヶ岳の七本槍」と称される武功をもち、関ヶ原の戦いでは徳川方につき、その功によって広島城主49万8000石となりました。しかし、幕府に無断で城の石垣を修理したことが武家諸法度の規定に違反したとして、領地を没収されました。その後、信濃国川中島(長野県高山村)で4万5000石の領主となり、不遇のうちに病死しました。戦国史好きな方や、大河ドラマ「真田丸」を観ている方々にとって、加藤清正と同じく、彼の存在は大きいでしょう。私自身が広島県福山市出身ですが、広島城の無許可改修がなければ、備後福山藩は存在しませんでした。今回の参拝で、歴史を大きく変えた人物の、その足跡を辿ることができました。

・天井画の鳳凰の色彩に驚きました。一度も塗替えされていないとう説もあり、今なおその色彩は目を引くものがありました。そしてこの絵が北斎88歳の時の作品で、晩年まで衰えを見せることなく創作に打ち込んだことを知り、その情熱に感動しました。葛飾北斎については、名前と江戸時代の浮世絵師であるという歴史上の人物だということくらいしか知りませんでしたが、実際にその空間で歴史上の人物の人となりを感じ取ることが、自分に活力を与えてくれました。

2日目の小布施観光では、別世界に迷い込んだような感覚を味合わせてくれました。

帰りのバスでは、ガイドさんが企画してくださったビンゴゲーム大会で盛り上がりました。
その後、車内映画鑑賞、休憩を取って、無事、帰ることができました。

最後に、旅行全体の感想を載せます。

(社員の感想)
・建物を見学している時、皆(自分も含めて)天井見上げたり、柱を触ってみたり、大きさを測ってみたりしている姿は、さすが建築屋だなと思って見ていました。松本城や2日目に行った岩松院のような昔の建物を見ると、今では当たり前に使っている機械や工具がない時代に、この建物が出来たのだといつも感心してしまいます。また、木造建築は所々に今の時代でも残っている工法・技術が使われています。これは昔の日本人が作り出した物づくりの精神の賜物なんだなと感じました。

・回を重ねるごとに旅館や行く場所のレベルが上がっていき、いつも楽しみにしています。今回は国宝である松本城を見学する事から始まり、普段では行く事もないワサビ農園へと、様々な経験が出来ました。知る人ぞ知る旅館も、料理・接客・見た目全てのクオリティが高く、自分達も接客する際や誰かをもてなす際にはとてもに勉強になる部分があったと思います。

・今回の研修旅行は、とても充実していてハードスケジュールでしたが、日頃のストレスを開放することができました。建築屋として「この構造は凄い」「どうやって作ったのだろうか!?」など、様々な場所で建築物の素晴らしさを感じることができました。これらの五感を通して感じた事を仕事に活かし、よりよい建物を作っていこうと決意した濃い2日間でした。

皆さんお疲れ様でした。明日からもがんばります!

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